"ベトナム"のかいぎ。⑥

AM9:00 南北統一鉄道(車両はロシア製)に乗り、ビエンホア駅へ!

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乗降口にて、切符を提示し、乗車。

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航空移動の価格が鉄道よりも低くなったためか、人は少ない印象。

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我々が乗車するのは、真ん中ランク(エアコン、テレビ付き)の車両。

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最安の車両は混雑。ムンムンとした熱気に、漂う人間臭さのようなもの。
随所に見られる、工夫の跡。枕・抱き枕持参。お弁当に2Lのお水。鞄を枕に寝そべる人々、物を売るもの・・。過酷な環境も快適にする工夫。
ありとあらゆる物の持ち込み(制限はあるのだろうか?)に、弾むおしゃべり。公共の場=静かにするところ、自分を隠す、日本の空気が特殊なのだそう・・。
そもそもココでは、列車の騒音が凄まじいのだが・・。

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寝台車両の次、座席としては最高ランクの車両。(バスのシート程のクッション性。我々の席のほうが風情があっていいじゃんと思いつつ、長時間移動者には必要なのかなとも)外国人旅行者が多い印象。
車両内は、最安またはココに人が集まる構図。

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草原から川、美しい田んぼまで。ベトナムに残る自然を眺めます。

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古民家に、自然、整備された鉄道設備・・。

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お見送りの光景に、どこの国も同じなんだなぁ。と暖かい気持ちになったのも束の間。
バイク?!いやいや、ドアtoドアにも程があるわっ!

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ここは、ベトナムです。

バスに乗りこみ、ドンナイ省、タインホア教会へ・・。
↓ 運転手。トントンカチカチ。 首かしげ。(よぎる、不安の一句。)

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ここは、ベトナムです。

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タインホア教会。総敷地面積5haの広大な施設。
1954年、南北分裂。
北部からの移住者。神父も北部の出身。
当時教会は、南政府よりエリアを与えられ、管理統括。
信仰・文化・コミュニティの中心であると共に、職の斡旋、雇用創出。学校も近くに置いたことから、子供にとっては、放課後の集いの場。親に取っては、子を将来、信者にするための教育の場として、人々の生活の中心たる場となった。

近年、工業都市としての発展に比例して、地方からの移住者も増加(若年層も多い)。社会秩序の乱れが著しいそうだ。低賃金での過酷な肉体労働、家族との別れからくる寂しさ、田舎の両親への仕送りへのプレッシャー。これらが非行につながる構図。

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動物小屋。発展に伴い、家畜を飼う過程も減少。
動物の姿形を知らない子供に教育。

75年、北による統一。新政府に権限委譲。
信仰心が強い土壌であるためか、民間への影響力、勢力の高まる事を案じる政府の目は厳しい。かつて(数年前まで)は、教会への外国人訪問に警察が同行する必要があったそうだ。
教会には、宿舎も併設されており、神父を目指す若者が3年の共同生活をする。その間にカトリックについて知り、同時に神父になる決意を固める。
(因に、神父になるためには神学校7年、実習2年の期間が必要。)

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最後に、御馳走をいただきました。
おもてなしへの感謝と、神父さんの言葉『ホーチミンとココでは、共同生活することの意味が異なる』を考えながら。。